【体験談】庭が蚊だらけ! その原因と対策。100均のアイテムを使って撃退する方法とは

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生活

中古で買ったボロマンションの一階に住み始めて、半年で専用庭が雑草でジャングル化した。

仕方なくダルマ鎌を持って草ボーボーの庭に出たら、ものの1分で蚊まみれになったのだった…

この記事は、簡単な処置で蚊の被害を大きく減らすことに成功したので、そのご報告になります

蚊の大量発生の原因

蚊を黒雲のように吐き出してくる、地獄の門はここだった。

これは雨水浸透桝と言います知ってましたか? わたしは知らなんだ。

1年もの間、ここから蚊が湧き出しているとはつゆ知らず、
草むしりに庭に出るたびに文字どうり寄ってたかってボコボコにされていました。

古タイヤを放置していたり、空き缶などの水が溜まる物を放置していれば、そこにボウフラが沸いてしまうことくらいは知っていたけど、この狭い庭にはそんなものは無い。お隣さんにも無さそうだ。

だから、ずっと蚊がどこから現れるのか不思議だった

蚊は、普段は葉っぱの裏なんかにとまって待機する習性があると知っていたので、きっとそうなんだろうと思っていたけど、うちの場合はどうやらそうじゃなさそうな感じがしていた。なんとなくだけどね。そこでネットで調べたところ、この世界には雨水浸透桝ってものがあって、こいつが蚊の温床になっているってことを知った。

上の写真の雨水浸透桝の開口部は 50cm × 50cm で、「なんだこれ?」と気になってはいたけど、あまりにでかく、中なんぞ見たくも無かったので、見て見ぬふりをしていた。雨水浸透桝って物も知らなかったし。

初めてしげしげと雨水浸透桝の中を覗くと、深さは50cm弱くらいで、そのときは雨の少ない冬の時期だったので、水は溜まっていなかった。

暖かくなって夕立とか梅雨とか、雨の多い季節になったら絶対に蚊の養殖池になる。こりゃ早い所対策せねばと思いましたね。

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対策

さっそく近所のダイソーに行って防虫網を買ってきた。

網戸(替え用)防虫網 91cm×2m 黒 200円

いやぁ、100均ってのは国の宝だねぇ、ホント。エロ系以外ならなんでもある!

雨水浸透桝の金属の蓋のサイズが 520mm×520mm。
防虫網が 910mm × 2000mm だったので、大きめに 910mm × 800mm にカットして、雨水浸透桝の金属の蓋の下側に挟み込んだ。
そしてはみ出た防虫網はハサミでカットして作業完了。

カットの作業を含めても、30分程度であっさり終わりました。

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結果

劇的な効果があった!

体感的には、蚊の数は10分の1くらいに減った
6月に蚊取り線香も炊かずに1時間ほど庭作業しても、一か所刺されるか刺されないかってレベルだ。

蚊の姿は見かけても、30分程度の草刈り作業では、まったく刺されなかったことも多い。

たった 200円でこの効果はすごいと言わざるを得ないです。

以前は、庭でバイクの整備をやる時には、蚊取り線香を4カ所も焚いて結界を張っていてさえボコボコにされていたというのに、今や30分程度の草刈り作業では、蚊取り線香は必要なかった。

いやーーうまくいってホントウに良かった。金も 200円しかかからなかったし!

温暖化とかで南方のヤバイ伝染病も入り込んだりしてるって聞きますからねぇ。

デング熱でしたっけ? これで変な病気も遠ざけられるってもんです。

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資料

防虫網

網戸(替え用)防虫網 91cm×2m 黒 200円

防虫網には網戸用や園芸用があり、どちらも屋外対応で対候性があるので使えます。
わたしは雨水浸透桝が大型だったので、100均で網戸用の頑丈なものを使いました。

代替品として、洗濯ネットや不織布を使うことはお勧めできません。
対候性の問題や、目の細かさが不適当だったりするからです。

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雨水浸透桝とは

―wiki より引用

雨水浸透ます(うすいしんとうます)とは、住宅地などに降った雨水を地面へと浸透させることのできる設備。

地下水を涵養することにより、水害の軽減・地球温暖化の防止などといった働きを果たすことが可能であり、雨水を資源として有効活用することを目的としている場合もある。

大型のものから、小さな植木鉢みたいなのまで色々あります。
底の部分に水が溜まるような構造になっていて、すぐには水が無くならないので、ここにボウフラが沸きます。

そこで出口を防虫ネットで覆って、閉じ込めてしまおうってのが今回の記事です。

成人式を終えて新社会人として飛び出したのに、出口がない… 残酷な手口ですね…
まぁでも、蚊とGには罪悪感を感じないからこれで良いのです。

●蚊ハンバーグ

ちょっと脱線しますけど、アフリカでは大量発生した蚊を集めてコネて丸めて焼いて、蚊ハンバーグにして食べるという「さすがアフリカ、あんたの勝です」と、負けを認めざるを得ないパワー系食文化があります。

”蚊ハンバーグ”でググればいっぱい動画が出てきますので、お好きな方はどうぞご覧あれ。Youtube にもゲテ食系のユーチューバーたちが、実際に作って食っています。
嬉々として食ってるからね、よーやるよあの人たちは…

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蚊の種類と特徴

日本にいる蚊で、とくにうっとうしいのはこの二種類。

ヒトスジシマカ(通称ヤブカ)

生息地域の北限は、秋田県・岩手県。(北海道・青森には居ない)
成虫の体長は、約 4.5mm。
体色は、黒色に白色の縞がある
活動時期は 5月~11月で、夏がピーク。
活動時間は日中
移動範囲は 50~100m 程度。
成虫としての寿命は約 40日。

ちなみに日中に活動するので、庭でわたしをボコボコにしたのはこいつらです。
庭に出たとたんに、歓楽街の客引きみたいに寄ってきます…

脳筋パワー系、ダントツでウザイ連中です。

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アカイエカ

生息域は日本全国(でもなぜか沖縄と小笠原諸島にはいないそうです)
成虫の体長は、約 5.5mm
体色は、明るい茶色
活動時期は 5月~11月で、夏がピーク。
活動時間は夜中
移動範囲は 50~100m 程度
成虫としての寿命は約 40日
寝てウトウトしたころに、羽音も高らかにやってくるのがこいつらが多い気がする。
陰キャのストーカー集団って感じ。

その他

ヒトスジシマカとアカイエカは、生息域と体長の僅かな違いくらいで、スペック的には同じようなものですね。どっちも顔馴染みのウザイ連中です。

この他にもチカイエカという、見た目ではアカイエカと区別がつかないヤツもいて、こいつは寒さに弱く、地下やビルの中に住んでいます。

吸血しますが、なぜか最初の産卵の時だけは吸血を必要としない変わったヤツです。

チカイエカは、地下やビルの中などの暖かい所を生息場所にしているために、冬眠しないで一年中活動します

冬に茶色の蚊に刺されたら、コイツの仕業だと思って良いでしょう。

チカイエカは、一般家庭の周辺には居ないようだし、アカイエカと見分けがつかないので気にしないでおきましょう。

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まとめ

蚊の発生源: 雨水浸透桝

対処方法:  100均で買った 200円の防虫網を蓋に挟み込んで封鎖した。

作業時間:  約 30分

効果:    テキメンだった。

蚊の行動範囲が 50m~100m あるということなので、よそから飛来する蚊には無力だけど、自分の家の庭で繁殖させないことによる効果は大きいです。

それに、蚊の行動範囲が 50m~100m つったって、距離の二乗に反比例して数は減るはずだから、こいつら遠征組の被害は大したことはないと思います。

やっぱり、蚊を庭で大発生させないことが重要です。

以上、蚊に厳しく、懐に優しい記事でした。

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