「人にお金を貸してはいけない」よく聞く話です。
では何故いけないのか?
「そりゃ貸したお金が返ってこないからでしょ」 正解です。その通り。
わたしは過去に二人の人から大金を踏み倒された経験があります。助けてくれと言うから無理して助けたのに… わたしの経験が、誰かの転ばぬ先の杖になればと書きました。
この記事は、もしも過去の自分に会えたなら、「まぁそこへ座れ。怪我する前に忠告しておく」と言って、魔が差すタイミングってやつをとっくりと教えてやりたい。
そんな思いで、以下の内容について書いています。
- お金を返してくれなくなるノーリターンポイントとなる金額とは?
- いくらなら貸しても良いのか?
- 貸して踏み倒された実体験のドキュメント(ガチ・ノンフィクション)
人にお金を貸して、そのお金が戻ってこないときには、いったいどうなるのか?
その体験談のドキュメントも、赤裸々にお話します
※尚、本記事で述べている内容は、すべてわたし個人の主観によるものです。
心理学や、統計学などの、学術的な論拠はございません。
お金が返ってこなくなるタイミングはいつなのか?
お金を貸した相手から見て、
あなたの価値 < 貸した金額
となったときです。
「あなたの価値」とは、相手が評価した”あなたの値段”のこと。きっと、自分が思ってるよりも、だいぶ安いと思います。
切ないですね…
少しずつ貸せば、その累積が閾値を超えたとき。大金を一度に貸したのなら、その一発で返済する意思が消えます。
わたしはこの2パターンを両方とも経験しました。そうですよね、われながら馬鹿すぎだと思います。そして…
- 一回目は警察沙汰になった。
- 二回目は裁判沙汰になった。
苦い社会勉強をしました。
お金を貸しても、相手は感謝なんてしてくれません。
辛いことですが、借金を踏み倒した人は返済はもちろん、謝罪も感謝もしてくれません。
せめて感謝くらいしてくれれば報われるものを、耳を疑うほどのトンデモ屁理屈を展開して、自分を正当化するのですから聞いていて悲しくなってきます。

きっとわたしに、目上の人の頼みを受け入れることで、自身の承認欲求を満たしたいという気持ちがあったのかも知れません。つまり、身の程をわきまえない虚栄心から出た、愚かな行為だったというわけです。馬鹿ですねぇ…
だと思って良いと思います。
困り果てて、「どうしたらよいだろうか?」と、うっかり部外者に相談すると、今度は「ばーか(笑 俺だったら貸さねぁな。その点おれはすごい云々」などと、馬鹿にされた上に関係ない自慢話まで聞かされることになる。
常日頃、「自分は世事に長けている。困ったときには相談に乗るから、とりあえず俺には良くしておけ」などと言ってるヤツに限って、いざその時になるとこんな態度の役立たずばかりだった。
100%ね。

いくらなら貸しても良いのか?
だけど、どうしても断り難いってこともあると思います。
貸すならば、相手が自分のことをどう評価しているかを、冷静に ”金額に換算” し、それ以下に抑えるべきだと思う。自分の価値をお金に換算するなんて、なんとも切ない話ですが、おそらくその金額は悲しいほど安くなるだろうね。
貸せる額 < あなたの価値の金額
この関係から外れた金額を貸してはいけない。
もしもこれを超える大金を貸すならば、法的な制裁を加えられるような縛りを課すことが必要。
なんだけど、仮にも友人にそんなことするのはためらわれますよね。
仮にも自分を頼ってきた友人に、躊躇なくそんなこと出来たら、あなたはサイコパスの資質があると思う。
たとえば、中小企業の社長とかには、こんなサイコ野郎って多いんだ…
金額・名前・住所・日付は必須。そして返済期限。
(金利は微妙。金利を付けるとビジネスと区別がつかなくなる)
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